リスクを安心へつなげる循環型社会をつくるために
- TOP
- リスクを安心へつなげる循環型社会をつくるために
CONTENTS
産業廃棄物の適切な処理
事業の効率化につながります
1948年創業の藤川紙業は、60年以上にわたり返品処理代行会社として出版社様・新聞社様の返品物流代行・古紙回収を担ってきました。古紙の発生量が減少傾向にある昨今では、産業廃棄物にも着目し、紙以外の資源物の取り扱いも増やし、時代・業界のニーズに合わせた事業を展開。経済の向上と地球環境への負荷軽減に取り組んでいます。
現在は国内に14の事業所と2つの関連会社を持ち、全国で事業を展開しております。こちらでは、当社の企業理念や取り組みをについてお伝えします。当社の根幹となる考え方については、このページをご覧ください。
藤川紙業のパーパス
私たちは
リサイクルと人で、
「豊かな未来」へつなぎます
1948年の創業以来、私たちは古紙回収を基盤に、
多様なリサイクル事業へと拡大してきました。
これは持続可能な社会の実現に向けた私たちの使命の表れです。
「リサイクル」は資源を未来へつなぐ架け橋であり、
それを支えるのは「人」です。
従業員、取引先、地域社会との絆が私たちの事業を支えています。
私たちが目指す「豊かな未来」とは、
次世代の子どもたちが健やかに暮らせる世界です。
環境負荷を抑えつつ、経済的にも精神的にも豊かな社会を意味します。
藤川紙業は、リサイクル事業を通じて資源循環と環境保護に貢献し、
人々との信頼関係を大切にします。
この使命を胸に、持続可能な未来の創造に向けて邁進します。
「リサイクルと人で、『豊かな未来』へつなぐ」。
これは私たちの誓いであり、挑戦です。
藤川紙業は、この理念のもと
次世代が誇れる企業として社会に貢献し続けます。
私たちを取り巻く環境問題は深刻さを増しています。2018年の日本における廃棄物の年間排出量は約4億2,155万トンにも上ります。これは、一般家庭からの廃棄物が約4,272万トン、営業所や工場などからの廃棄物が約3億7,888万トンという内訳です。この膨大な量の廃棄物が適切に処理されなければ、地球環境への影響は計り知れません。
そこで求められているのが、廃棄物を減らし(リデュース)、再使用し(リユース)、再生利用する(リサイクル)循環型の社会です。藤川紙業は、このサイクルの中のうち、リデュース・リユース・リサイクルのすべてを支える事業を展開しています。
実は、この取り組みのルーツは創業者の幼少時代にさかのぼります。青果店の6男として生まれた創業者が、両親と訪れた東京・秋葉原の青果市場で大量の不要な新聞紙を見つけたのです。これを持ち帰り、当時の製袋業者へ納品するとき、青果を包む緩衝材として再利用したことが、私たちのサービスの原点となりました。
さらに遡れば、日本では江戸時代から循環型社会の考え方が根付いていました。資源が限られていた当時、あらゆるものを再利用することが当たり前だったのです。特に紙は貴重品で、再利用が日常的に行われていました。時代は変わっても、「モノを無駄にしない精神」は今も受け継がれています。
藤川紙業は、これからも廃棄物の再資源化を通じて社会に貢献し、完全循環型社会の実現を目指します。私たちは、次の世代への橋渡し役となる存在でありたいと考えています。
Pick UP!江戸時代は世界最先端の
リサイクル社会だった?
江戸時代では、日用品をほぼ使い捨てることなく、リユース・リサイクルしていたといわれています。その背景には、鎖国によって国外からの輸入が禁止され、国内の資源が限られていたことが挙げられます。
当時、貴重品であった紙もそのひとつです。紙問屋が古紙を回収し、それを製紙業者へ提供してすき返すことで、再生紙としてよみがえらせていました。その再生紙は主に現代のティッシュペーパーやトイレットペーパーのように使用されたとされています。この時代に、紙の再生を徹底していた国は、世界でも多くはなかったでしょう。
未来へ資源を。減量化・再資源化100%を目指して
藤川紙業は、廃棄物の再資源化という取り組みを推し進めています。この取り組みを通じて、企業や自治体の廃棄物の処理費削減はもちろん、リサイクル率向上やCO2排出量削減もサポートしています。
現在、私たちの減量化・再資源化率は業界内では高水準とされる90%です。しかし、藤川紙業の最終目標は、減量化・再資源化率100%。地球で人や動物などすべての生物が末永く安心して暮らせるよう、あらゆる廃棄物の再資源化を行って完全循環型社会の実現を目指します。
藤川紙業では産業廃棄物や機密文書、古紙をリサイクルいたします
1948年創業の藤川紙業は、60年以上にわたり返品処理代行会社として出版社様・新聞社様の返品物流代行・古紙回収を担ってきました。時代・業界のニーズに合わせて、産業廃棄物や機密文書(機密書類)の処理など、リサイクルを軸としたサービスを展開しています。これまでに、さまざまな企業や自治体における廃棄物の減量化・再資源化をサポートし、経験とノウハウを積み重ねてきました。これからも、あらゆる廃棄物を再資源化する事業を創造し、完全循環型社会の実現を目指します。古紙(資源)の回収や産業廃棄物、機密文書(機密書類)に関するお悩みは、藤川紙業までお気軽にお問い合わせください。