就労継続支援事業
1948年創業、全国各地に14の事務所と2つの関連会社を持つ藤川紙業は、古紙(資源)の回収を行ってきた企業です。
倉庫事業、機密書類廃棄・リサイクル処理事業に次ぐ、新たな事業として就労継続支援事業をスタートさせました。
事業内容の詳細や対象者、サポート内容などについてご紹介します。
お問い合わせ
株式会社クレセルとは
リサイクルや循環型ビジネスといった静脈産業を通じて、地域に根ざした仕事をつくり、 障がいのある⽅々が“できること”を増やしていく環境を整えます。
そしてここで得た経験をもとに、⼀般就労へのステップアップや 社会参加へとつなげていきたいと考え、弊社が立ち上げたのがクレセルです。
会社名:株式会社クレセル
住所:埼玉県上尾市上265-1
事業内容:就労継続⽀援A型
代表者:代表取締役 藤川 輝男
資本⾦:1,000万円
出資会社:株式会社藤川紙業(100%)
主な事業内容
①出版物に付帯する紙以外の検品・分別加⼯業務
②産廃物軽減を⽬的とした選別・仕分作業等
事業所写真
-
▶入口
-
▶在庫置き場
-
▶在庫置き場
-
▶作業場
-
▶休憩室
-
▶休憩所本棚
作業内容例:付録付き出版物
出版物を廃棄する際は、付録付きのものと付録なしのものが混在しています。
そのため、まず⼀次仕分けを⾏ったあと、付録付き商品の分別加⼯を⾏います。
組成別に分別した紙や⾦属、⼀部のプラスチックはリサイクルし、 その他のシールや化粧品などは産業廃棄物として処分します。
-
一次仕分
付録が付いてない本と
付いている本に仕分けを行う
-
分別加工
付録付きの本から付録を取り外す
-
リサイクル・処分
付録を取り外した本(紙)については
製紙メーカーへ出荷し製紙原料として
マテリアルリサイクル
本から取り外した付録については
種類毎に分けて産業廃棄物処理場へ
作業内容例:付録付き出版物の分別後
組成別に分別することで、付録分別後の本は古紙としての価値を⾼め、産業廃棄物については処分重量・容積を圧縮することでコストを削減し、リサイクル率を⾼めることが可能です。
分別前も後も、商品のロンダリングは確実に禁⽌し、リサイクルは国内完結をポリシーとしております。
ご提案:リサイクル率・処分費の観点から最適な形をご提案

「全て分別加⼯」ではなく、商品の組成⽐率によってはそのまま処分したほうがコスト的に安価な場合も。
「そのまま処分」「そのままリサイクル」「全て分別加工」など、商品の特性やお客様のご要望に応じた最適な形をご提案致します。
分別加工に適した商品
- 紙製の箱に入った商品で、商品本体より箱の方が重い
- 箱から取り出した結果、リサイクル出来る物
- 商品自体が重量があり、リサイクル出来る素材の比率が高い物
- 電池、バッテリー、液体付等の商品
分別加工に適さない商品
- 箱自体も商品本体もリサイクル出来ない素材
- 商品自体が軽く、リサイクル出来る素材の比率が低い物
- そのままリサイクル出来る商品
業務フロー構築のためのご契約
商品としてクレセルに輸送し、分別加⼯業務をクレセルで⾏います。
荷主様に締結頂く各ご契約についてご説明致します。
-
01
分別加工に関して
商品の分別加工業務の委託契約書を締結
所有権は荷主様(排出事業者)のまま
-
02
廃棄物に関して
分別した結果発生する廃棄物に応じた契約を締結
排出事業者はクレセルではなく荷主様
産業廃棄物収集運搬・処分契約書→各業者
資源物売買基本契約書→藤川紙業
-
03
商流に関して
支払代行の覚書を締結
お支払やご請求の口座の一本化が可能
お気軽にご相談ください
今後クレセルでは、 障がいのある方々(利用者)が安定して行える作業を増やしていきたいと考えております。
SDGsに取り組みたい、リサイクル率を上げたい等のお悩みがございましたら
ぜひお気軽にお問合せください。
※分別加工にお時間を要する場合や、商品保管スペースがひっ迫しており荷受け出来ない場合がございます。
基本的には納期が無いことが条件となります。
株式会社クレセル