INTERVIEW05先輩インタビュー05(回収拠点)
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回収拠点の先輩の声
60年以上にわたり返品処理代行会社として出版社様・新聞社様の返品物流代行・古紙回収を担ってきた藤川紙業は、国内においては14の事業所と2つの関連会社を持ち、強固なネットワークを築きながらお客様のニーズに応えています。
ここでは、回収拠点のひとつであるさいたま営業所の先輩社員に、実際の業務について語ってもらいました。専門的な知識・スキルをどのように得て、今の業務に活かしているのか、現場の「生」の声をぜひ聞いてみてください。
さいたま営業所
山本 智志yamamoto satoshi
※掲載内容は2024年9月時点のものになります
- 所属されている部署や役職、対応業務についてお聞かせください。
- さいたま営業所の山本智志といいます。
回収拠点に所属しています。
対応業務は、お取引頂いているお客様から持ち込まれる資源物や一般家庭から排出される資源物、主に雑誌、新聞、段ボールなどを受入、回収し選別作業、プレス加工して製紙工場に出荷しています。回収業務は協力会社にお願いしたり、自車両で行ったりします。
プレスの積込、荷卸し作業などがメインです。
- 入社時期はいつごろですか?
- 6年くらい前だったと思います。令和元年だったと思うんですけども。今の部署に配属されました。
- 入社されるきっかけを教えてください。
- 家から近いところしか考えずに選びました(笑)。
正直言うと転職する前は会社を辞めて無職だったので、リハビリのような形で面接を受けたんですが、来てくださいといってもらえたのでご縁があったんだなと思っています。
正直リサイクル業務を選ぼうとか、高い志は持っていなかったです。
- リサイクル業務を5年間されているなかで、気づきとか知らなかったことなどはありますか?
- 回収している人たちがいるというのは知っていましたが、その後どうなっているのかっていうのは知らなかったです。あとは、ぐしゃぐしゃに資源物を出すのはよくないんだなと思いましたね。自分でもよくやってたなと。業者さんはとても困っていたんだと思いました(笑)。
- こういうのはちょっと困る!というのはありますか?
- ピザを食べた後のやつって、段ボールなんですけど食べ物がついているともう駄目なんです。リサイクルするときに食べかすがついていると除去しなければいけなかったりします。あとは、様々な資源物が分別されずにぐちゃぐちゃに入っていると危険物混入に繋がりますし、最適なリサイクルが難しくなるので、困ってしまうことがあります。私はまだ見ていないんですが、バッテリーとかが間違って入っていると発火の危険があります。それは怖いなと思いますね。
やっぱり、きっちり分別されていると嬉しいですね。
- 入社されてから、今の職場の雰囲気はいかがですか?
- 最初に入ったときはやっていけるか自信がない時期もありました。みんなやることがわかっていて、目くばせでこれやるね、あれやるねという感じだったので、あぁ、すごいなと思っていました。慣れてくるとそれがわかるようになって、一日の流れも、こうやればいいんだなとかわかってきました。コミュニケーションが取れるようになるといろいろわかってきますし、冗談まじりでしゃべりながら楽しくやっています。
もちろん、注意するときはしますし、注意されることもありますし、そこは仕事ですので危ないこととかはきちんと言ったりしますね。
最初のころは私もよく注意されていました。今はだいぶ減ってきましたが(笑)
- 危険につながるような作業というのもあるのですか?
- そうですね。やっぱり重機は正しく乗らないと危険です。特に先輩から指導を受けるところですし、私自身も気合を入れて指導にあたりますね。急に飛び出してきたりとか、注意一秒怪我一生で、すごく危ないですから。フォークリフトにバーンとぶつかれば、車と一緒ですから怖いなと思います。作業に関しては厳しく、怪我したくないですしさせたくもないですしね。
- これまで苦労したこと、大変だったことはございますか?
- 仕事を覚えるまでが大変でしたね。流れに乗れないというか、何台も積み降ろしの車両がくる場合にどれを優先するべきなのかとか、経験を積まないとわからないこともあり、こっちを先にやらないと駄目とかもあるので。でも、慣れていけば安全且つ効率の良い業務の段取りがわかってきます。最近は私も全体を見て作業の段取りができるようになったと思います。
- 仕事をするうえで必要なスキルなどはありますか?
- やはり全体を見て、誰がどこで何をやっているか把握していないと、お客様がお越しの際にすみやかな対応ができません。今自分がやっている作業の優先度を考え、自分が率先して対応するときもあれば、同僚に対応を指示したりします。そういうことをずっと考えながら仕事をしています。
- 入社されてから自分が変わったな、成長したなと感じる部分はありますか?
- 同僚の動きの予測がつくようになりました。あの人は先に行きたがるとか、待ってくれるとかそういうことがわかってくると、動きを予想できます。あとは、誰が何をやっているかわかるようになりました。最初のうちは、呼ばれてから動く感じでしたが、今は自分から動けるようになりました。
- 現場はだいたい何名くらいで作業されているのですか?
- ここの現場には10人いるんですが、車を走らせている人もいて、あとは有給を取っている人もいて、365日やっていますので、だいたい5人くらいです。交代制で休憩をとるので、実質的には4人くらいで動いています。最大10人でやるときもありますが。
そのなかで動くのはなかなか難しいですね、邪魔してないかな?といつも気にしながらやっています。
- フォークリフトの運転経験はありましたか?
- ありました。前職でもやっていたので。でも、ここまで大きいものはやっていなかったですね。フォークリフトの爪でものを持ち上げて動かすことはやっていたんですが、ここほど大量に大きなものを動かしたことはなかったです。最初はとてもへたくそでした(笑)。
- やはり経験を積んでいく必要がありますか?
- もう人に聞いちゃいますね。たとえば、狭いところに入っていくときはどうしたらいいのかなど、みなさんどこを見てますか?と聞きながらですね。人によってやり方が違って、「まっすぐ動かすだけだからハンドルを動かさなきゃいいよ」という人もいれば、「こっちのこの位置を見てさえいればフォークの幅がわかるからいいよ」という人もいます。いろいろ教えてくださるので、それを聞いてこうやればやりやすいなとか経験を積んでいきました。
- リフレッシュの仕方、休日の過ごし方などはどうされていますか?
- 休みの日は本当にぐだぐだしていますね。YouTube観ながら漫画読むとかですかね。平日は家帰ってからご飯作るのはめんどくさいなと思って、仕出し弁当とかです。でも、休日だけはご飯作ろうと思っています。それくらいかな(笑)。
- 藤川紙業にはどんな人が向いていると思いますか?
- やる気があるだけでも、私はいいかなと思います。物覚えが悪いのは困るところはあるかもしれませんが…。やる気があれば、いいのかなと。失敗して何もやらなくなってしまうよりは、一生懸命覚えようとしている人がいいと思います。
失敗は誰でもします、私もいまだにしますし、失敗しない人なんかいませんから。
- 札幌と名古屋の取締役の方も、最初は高い志があるわけではなかったそうですよ。仕事をしていくうちにだんだんと考えるようになったそうです。
- (クロストーク【拠点長の白熱トーク編】はこちら)
そうですか(笑)。
- 一日の過ごし方についてですが、退勤時間は何時くらいですか?
- 繁忙期以外はほとんど17時退勤です。
残業があるときは、時間が明確になっているで、そこを目指して仕事をしています。だいたい17時半から18時くらいには終わります。繁忙期は19時くらいまでかかった時もありましたが。
- 必要なスキルなどはありますか?
- フォークリフトの免許があった方がいいですが、スキルに関しては仕事をしていくうちにうまくなっていくと思います。自分も最初は全然うまくなかったですし。
- 必要な免許を取得する際の会社の支援もあるそうですね。
- 私は持って入ってしまったので、今後入社される方にはいいですね。
一日の過ごし方
朝のスタート
- 8:30朝礼 当日の出荷、荷受けの予定等を聞いて仕事を開始する。
午前の業務
- 取引先、行政回収、地域の方々からの資源物の受け入れをしながら、プレス処理をしていく。出荷、荷受けはその都度対応する。
昼休み
- 昼食をとり、喫煙所でゆったり過ごす
午後の業務
- 基本的には午前と同じ
終業前
- 明日の出荷、荷受け作業がやりやすいように現場状況を整えて、帰宅