INTERVIEW01先輩インタビュー01(システム室)
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SYSTEM ROOM
システム室の先輩の声
藤川紙業では、共に働く社員を募集しています。当社には、先輩・上司が指導役になり、実際に業務を行いながら仕事を教える「OJT」制度を採用しているため、現場未経験の方が専門知識を身につけやすい環境が整っています。
ここでは、そんな当社のシステム室で働く先輩社員の声を紹介します。実際に自分がどんな働き方ができるのか、どんな成長ができるのかを知る参考にしてください。
システム室 室長
藤田 龍一Fujita Ryuichi
※掲載内容は2024年9月時点のものになります
- 入社時期、所属をお聞かせください。
- 2019年11月入社で、システム室に所属しており室長という肩書です。
対応業務は主にパソコン関係のヘルプデスク、各基幹システムのベンダー様との調整業務、各部署のシステムを用いた業務の運用設計、既存業務の業務改善などを行っています。
また、営業部第2部の事務関連作業を兼任しています。
- 営業第2部ではどのような業務を行っていますか?
- 営業部第2部の毎月の実績管理、締め業務の全体進捗管理等を対応しています。
営業部第2部では古紙の仕入業務を行っており、主に出版社様・新聞社様から古紙の原料となる雑誌・新聞等の返品物(産業古紙)を買い取らせていただいております。
- 以前の会社でもSE(システムエンジニア)をされていたのでしょうか?
- 以前の会社では社外企業のシステム開発を手がけるSEとして主に金融・証券系のプロジェクトに従事し、主に上流工程の業務を担当していました。現在は社内SEの役回りで、初めての経験となり仕事内容や求められる内容が以前と異なり新鮮です。
- 藤川紙業に入社したきっかけは何ですか?
- 社外企業のシステム開発を手がけるSEを長くやってまいりましたが、短期間でプロジェクトが終了し出向先が変更になることが多く、その都度新たに人間関係を構築していかなければなりませんでした。あとは単純に残業時間が多かったこともあり、ライフワークバランスを意識するようになりました。社内SEに転向することで腰を据えて安定的に仕事ができるのではないかと思い転職しました。
- 実際転職されて自分にマッチしているとお考えですか?
- 社内SEとして多岐にわたる業務を担当していますが、ライフワークバランスが取りやすく時間的裁量もあり、今の自分に合っていると考えています。また、自分の仕事が役立っていると感じることも多いです。
- 今の職場での残業時間はいかがですか?
- 突発的な対応等が無ければ、ほとんど定時で上がることが多く、月の半分は定時で帰ります。残業したとしても日に1時間程度です。
- 残業時間に関しては、前職からずいぶん変わったのではないかと思うのですが?
- 前職では月の残業時間が大幅に膨れてしまっていた時期もありました。その当時に比べると現在はだいぶ落ち着いて仕事ができていると思います。
- 実際に働いていて職場の雰囲気はいかがですか?いろいろな方と接する機会があると思いますが。
- 各部署とコミュニケーションは良好で、分からないこと等があってもすぐに共有でき、スムーズに業務が進行していると感じることが多いです。一方で、個々人が集中して業務に取り組んでいることもあり、メリハリのある職場だと思います。
- メインのコミュニケーションツールはなんでしょうか?
- 基本はチャットを利用していますが、同じ事務所内のメンバーとは会話でのコミュニケーションも多く、倉庫や古紙の回収拠点は電話でのやり取りも発生するので、様々ですね。
- 拠点間の連絡は難しいと思いますが、いかがですか?
- 拠点間のコミュニケーションは電話とチャットで二極化していて、倉庫拠点はチャットでのコミュニケーションが比較的多いと思います。古紙回収の拠点は現場がリアルタイムで動いているため、電話でのコミュニケーションが多い印象です。
- これまで仕事される中で苦戦したこと、苦労されたことは何でしょうか?
そして、どのように解決されましたか? - 倉庫事業のお客様の業務で、弊社内部の業務見直しを行うために導入した基幹システムに切り替えるための準備を行っていましたが、システム改修や運用面の取り決め等、課題解決が思うように進まず、諸々の準備が完了し本番運用に進めるまで約3ヶ月程度の想定でいたところ、1年経っても本番運用を迎えることができない状況が続いていました。私は途中から当該案件に参加し、残存する課題整理・消化を行い2か月程でリカバリし、本番運用に乗せるよう動きました。課題整理・消化を行うにあたり、現場に積極的に足を運びコミュニケーションを取り、ベンダー様との調整や課題管理にも力を入れました。現場従業員の方たちに協力いただき、何とか本番運用に繋げていくことができました。現場には週5日、みっちり訪問して課題解決にあたりました。
- 現場に週5日も足を運ぶ、というのはなかなか難しいことだったのではないかと思うのですが、
どのようなところを優先的に取り組みましたか? - 特に残存する課題整理を優先的に取り組みました。恥ずかしながら、明確に課題管理を行っていなかったため、前任者の頭の中に課題が巡っていたような状態になっており、まずはその課題を視覚化するところに力を入れました。次に、前任者の課題感と、現場従業員の課題感に認識の相違が無いかどうか確認すべく、現場に足を運び状況確認に力を入れました。
「現場のことは現場に行かないと見えてこない」と思っていたので、現地へ訪問しリアルな声を聞くことを心掛けました。この2点を優先的に行ったことで、取り組むべき課題が明確化し、実際の課題消化にもスピード感を持って対応できたと思っています。
- 入社されてから今に至るまで、自分自身で変化したな、成長を感じるなと思った部分はございますか?
- 通常のSEと社内SEは求められることが異なる部分が多いと感じており、社内SEの方がより幅広い知識が必要と感じ、今まで専門としてきた分野以外にも目を向けるようになりました。特にインフラ回りは、保守経験はあったものの本業ではなかったため、過去の経験を活かしながらより知見を深めることができていて、成長を感じています。また、コストに対する意識も持つようになり、例えば導入するシステムやツールの費用対効果をはじめ、現在のシステム運用自体に無駄がないかどうか等、気を配るようになりました。
- コストを意識するなかで、成功体験などはありますか?
- 先ほどの倉庫事業の事例と紐づきますが、システム改修の要望を出し有償対応となるとそれなりの金額となってしまい悩むこともありましたが、システム改修をせず自前で用意できるものは揃えていくようスタンバイし、もともとシステム改修の課題として挙がっていた内容も、運用面を見直すことで改修不要となるケースがありました。それによって発生コストを抑えることができた事例もありました。
- 入社してからの自分自身の評価はいかがですか?
- まだまだ至らないところも多いですが、自身の経験を活かして業務にあたることができているため、まずまずといったところかなと思います。
- 今後挑戦してみたいことはございますか?
- 各部署・部門の業務において従来の運用方法でずっと行ってきたという業務も多く、そのような業務に対して業務改善を実施し効率化を加速する動きを目指したいと考えています。実際に改善に向けての取り組みを行うよう声が掛かることもあり、今までの経験をフルに活かしながら業務改善にあたっていきたいと思っています。
- 仕事と休みのオンオフの切り替えのしやすさはどうですか?
- システム従事者ということもあり、トラブル対応等緊急時の対応を行うこともありますが、仕事と休みのオンオフは問題無く切り替えできていると感じています。
デジタルデバイスに触れる機会がどうしても多くなってしまうため、休日は極力デジタルの世界から離れ、読書や音楽鑑賞、散歩など、リラックスすることを意識しています。
一日の過ごし方
「一日の働き方ですが、ヘルプデスク、システムベンダーとの調整、ツール改修の仕事の比重は日によって異なります。」
朝のスタート
- 9:00出社
- 9:00-10:00朝会(週1回)
午前の業務
- 10:00ヘルプデスク・システムベンダーとの各種調整・ツール改修等。
昼休み
- 13:30昼休み
午後の業務
- 14:30ヘルプデスク・システムベンダーとの各種調整・ツール改修等。
終業前
- 17:30残タスク整理