CROSS TALK02クロストーク02【人事の未来トーク編】

  • HOME
  • クロストーク02【人事の未来トーク編】

FUTURE TALK

人事の未来トーク

60年以上にわたり返品処理代行会社として出版社様・新聞社様の返品物流代行・古紙回収を担ってきた藤川紙業では、長い歴史の中で時代に寄り添ったサービスを提供し、現在は産業廃棄物にも着目。お客様のお悩みを解決しながら環境保全やSDGsにも貢献する活動を行っています。

ここでは、そんな当社の社長・営業部長・総務経理部部長の3名が人事視点でクロストークを行います。「藤川紙業ではどんな人が働いているのか」「どんなリーダーを育てていきたいか」についてはもちろん、新しく導入した福利厚生についても紹介。時代の潮流に合わせながら変革を続ける藤川紙業と、共に働く社員の理想像についても語ります。

Profile

代表取締役社長

藤川 達郎

執行役員営業部長

三枝 裕昭

総務経理部

部長

坂大 真志

※掲載内容は2024年9月時点のものになります

自己紹介をお願いします。

藤川

代表取締役社長の藤川達郎です。

三枝

執行役員営業部長の三枝裕昭です。

坂大

総務経理部部長の坂大真志です。

配属部署、仕事内容についてお聞かせください。

三枝

営業部は1部から3部まであります。営業1部は主に製紙会社への古紙の販売、全国の回収拠点の仕入れの数量管理などをしています。営業2部は、出版社様、新聞社様の仕入れ業務です。営業3部は、機密文書や紙以外の産業廃棄物、紙以外の資源物を取り扱っています。
私はこの営業部第1~3部を取りまとめています。

坂大

総務経理部では、総務業務、経理業務を行っています。メンバーは私を入れて4名です。
女性二人が経理業務を対応し、各拠点とやりとりしています。営業部から上がってくる売り上げなどの数字を取りまとめ決算業務なども対応しています。
総務の方は、社員の入社から退社まで、給与計算なども対応し、社会保険・雇用保険関係の業務などについて年間スケジュールを確認しながら対応します。
また、各拠点に事務担当がおりますので、総務経理関係を取りまとめています。
私の方では設備関係などについて取りまとめたり各拠点と連絡を取り合ったりしながら対応しています。

藤川紙業に求める人物像についてお聞かせください。

坂大

即戦力を中途採用することが多いですね。過去の経験を生かしていただきたいです。
あとは、札幌なら札幌でと、拠点ごとでの採用になります。それぞれの担当部署が面接などをして採用する形です。
20代など若いうちから育てたいので、やる気のある方を採用したいと考えています。

三枝

部署ごと、部門ごとに採用しますが、積極的に業務に取り組む方を採用させていただきたいです。どんどん役職を与えてもらえますし、チャンスの多い会社ですので、積極的な方に来ていただきたいですね。
人と人のつながりを大事にしていて、現場でもお客様と接する機会も多いので、コミュニケーションを積極的にとっていく方も求めています。

藤川

指示を待つのではなく、自分の頭で考えていく人材、これに尽きると思います。やらされた仕事はおもしろくないですし、自分の方向性でやった仕事には達成感を感じられます。自分で仕事のおもしろみを感じながら進められる方を求めています。

入社後の教育制度について、eラーニングの導入の経緯を教えてください。

藤川

eラーニングはOJTでぜひ進めていきたいところです。
やはり、紙が減少している中でほかの分野にも挑戦していかなければなりません。そのなかで、きちっとした教育制度、人事評価制度も含めてみんなで勉強していきましょう、ということです。そこで、eラーニングの導入が始まりました。

免許の取得を会社負担で可能ということですが。

藤川

拠点長が集まった際に、免許の取得など業務上必要なら会社で出しましょうと話をしまして、8月から進めています。

坂大

フォークリフトやショベルローダーなどについては会社負担にしています。しかし20代前半、30代などの人材を集めたいという思いもあり、資格が必要ならば取らせてあげたいと考えています。

部下と上司の関係性について会社の風土はいかがでしょうか?

三枝

厳しい部分もあり優しく教える部分もあります。一つひとつ教えていくところと、お客様のところに一緒に行きながら、しばらくは周りを見ながら仕事を覚えていくということもあります。

会社全体の交流行事などはございますか?

三枝

なかなか全体では集まれませんが、事業所や本社ごとに交流会をしたり、忘年会、新年会、暑気払いなども行ったりしています。あとは、月に一回会議をやっていますが、強制ではなくいける人は終わった後に飲みに行けますかという声掛けはしています。

ほかに社員同士の交流会はございますか?

三枝

忘年会なども開催しており、年に2回ゴルフなどもやっています。

子育て中の社員への対応についてはいかがですか?

坂大

子育てに関しては、業務にもよりますが、テレワークで対応したり、時間短縮対応したりと、その人が長く勤めていただけるのであれば戻ってきていただいたりと相談しながら対応しています。

男性も育休を取得しています。1ヶ月取得しました。

手当などについてはいかがでしょうか?

藤川

手当については、技能手当をつける可能性はありますが、まだ決まってはいません。一般職と総合職に分かれていますが、たとえば現場の中で人事スタッフの技能があればつけていくなどを検討しています。

坂大

北海道の拠点の従業員に対しては、冬期に寒冷地手当をつけています。

あとは、入社してから10年、20年、30年勤続の時に永年勤続表彰があります。

残業時間が月平均10時間未満、週休二日制の導入など業界的に革新的な職場環境を作っていらっしゃると思いますが、その導入のきっかけや、導入後の変化について伺います。

坂大

週休二日制は本社だけですね。ほかの拠点では、土曜日は交代で出ています。休みを取りやすくするために導入しました。
本社は週休二日制になり、その分一日の仕事時間を延ばすことになりましたが、その分日中は集中して仕事をしていますね(笑)。

残業時間がここまで減るというのは、他業界でも珍しいのではないかと思うのですが、残業時間が減るようになったきっかけや経緯を教えてください。

坂大

本社はもともとそこまで残業時間は多くなかったですね。年末や決算時期などは残業が多くなりますけども、月末とかですね。通常のときは時間内で帰りましょうと言っています。日中のなかでみんなでやりくりしながら、必要な時は残業をするということを明確にして対応しています。

日中の仕事のやりくりとは、具体的にどのように工夫されているのでしょうか?

三枝

昼間に集中する部分と、事務的なデスクワークの部分は計画を立てながらやっています。繁忙期は仕方がないと思いますが、通常期は定時時間内に終わるようにしています。

営業で外に出たりということも含めて、いつ何をやるかということをスケジュール管理しながらやっています。

経理事務の女性社員の残業時間が多かったため業務そのものを見直したということですが、その辺のお話をお聞かせください。

藤川

かつて、1円の違いも電話をしてこれは違うんじゃないのなどという確認作業をしていて時間を取られてしまい、月末の締め作業が遅れるということがありました。そういうことをなくしていこうという取り組みをしました。1円、100円の違いで締めが遅れるのはよくないですから。
あとは、システムでできることはシステムでやるようにしました。
さらに、もっと進めてもらいたいのが属人化した仕事をなくしていくことですね。特定の誰かがいないとわからなくなるような仕事をなくしたいです。
そういったことを、改革していっています。

人事の対応の中で環境を変えてきた部分など、ほかに伝えたい部分はございますか?

藤川

改善点すべきは各支店でまだまだあると思います。そういったことを現場から指摘してもらえるようになるといいですね。現場の声に耳を傾けることが大事だと思います。

これまでさまざまな現場を経験されたと思いますが、頑張ってよかったと思ったエピソードなどはありますか?

三枝

自分で掲げた目標を、半期ごとに見直しているのですが、その目標をしっかりとクリアできたときはやっていて楽しいし、やったという実感がありますね。

目標を達成するためには社員に積極的に声をかけています。営業部では朝会で各部の状況について打ち合わせや共有をするのですが、そういう場で話を聞きながら声をかけながら把握しています。そのような場で個々に励ましの声をかけていますね。

坂大

総務経理は毎月の締め日に向けて一つひとつ仕事をする形なので、担当者も前もってできることは先にやるなどの対応をしています。給与計算や決算、年末調整など、終わったらまた翌月の仕事が待っているという形ですので。毎日の期限との戦いの中で確実に行っていっています。そして、次の月がまた始まるという感じです。
毎月やり切ったという安心感、達成感がありますね。
あとは、毎月の業務の計画を立てながらやっていくということですね。

三枝

我々営業がとってきた仕事を現場の人がやってくれるのですが、みんなでやり切ったときはみんなで結束できた感じがしてうれしいですね。現場の一体感があります。
大量に荷物が出ると大きな案件になりますし、決算後はいつも規模が大きくなります。
大きい規模の仕事になると、現場の所長と打ち合わせしながらみんなでどのように対応していけばよいかを考えていますね。

社内で連携が必要なケースも多いんですね。コミュニケーションが取れる人材が必要とされているのでしょうか?

坂大

そうですね。

これから藤川紙業に新しくメンバーとして加わりたいという方へのアドバイスやメッセージをお願いします。

坂大

次の世代を育てていくことが大事だと思っています。自分でさまざまなことを考えられるように育てています。新たな戦力として力を発揮できる職場環境だと思いますので、飛び込んでいただきたいです。

三枝

やる気があって積極的な人材を求めています。弊社はチャンスがある会社です。積極的にやっていけば、しっかり自分で考える力があれば、私の方でもしっかりとフォローします。

藤川

積極的にチャレンジしてください。

ENTRYエントリー

未来を創る仕事を
一緒に挑戦してみませんか?