INTERVIEW02先輩インタビュー02(営業部)
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SALES MANAGER
営業部の先輩の声
藤川紙業は、60年以上にわたり返品処理代行会社として出版社様・新聞社様の返品物流代行・古紙回収を担ってきました。古紙の発生量が減少傾向にある近年では産業廃棄物にも着目し、さまざまな企業様のお悩み・相談に対応しています。
ここでは、そんな当社の営業部で働く先輩の声を紹介。入社の経緯や、どんな成長をしてきたのか、その過程でどんなサポートを受けてきたのか、現場の社員だからこその「生」の声をお届けします。
営業部第1部 兼 第3部主任
金井 大輔kanei daisuke
※掲載内容は2024年9月時点のものになります
- 所属部署、肩書をお聞かせください。
金井大輔です。
所属は営業部第1部と第3部で両部署の役職は主任です。
第1部では、製紙メーカーへの古紙の販売業務を行っています。その中でメインのルーティンの業務である、古紙を拠点や取扱店へ配達する際の「配車業務」を専任で行っております。
第3部は2022年7月に発足した新しい部署ですが、新規開拓をメインに行っており産業廃棄物や残置物の撤去、それに伴う什器などの産廃以外のものを廃棄する際にコストを削減できないかなどのコンサル業務も行っています。今営業第3部には4人所属していますが、最年少の社員は25歳です。その子に、配車管理などのルーティンの仕事を任せて、自分は新規開拓の仕事をメインに対応しようとしています。
これから入社される方でルート営業の仕事の方がよいなどの場合は、そのような仕事をお任せしますし、必ずしも新規開拓の仕事をいきなり任されるわけではないのでご安心ください。ご本人がやりたい仕事の方向性に合わせて柔軟に対応します。
- 入社時期はいつでしょうか?
- 2013年5月です。
- 藤川紙業に入社するきっかけになったエピソードをお聞かせください。
- もともと前職はスポーツショップに勤務しており、そのときの拘束時間が朝8:30から21時前後でした。休みが週に1日で、待遇面もあまりよくなく、このまま25を過ぎて働き続けるのもどうかと思っていたところ、求人を見つけて藤川紙業と出会いました。
- 求人はどのようなルートで見つけましたか? 条件は何を重視していましたか?
- ハローワークで見つけました。
藤川紙業の求人を見たところ、残業があまりないこと、通勤する際に近いこと、あとは何となくリサイクルというのが環境によさそうという安易な考えもありました。社会貢献もできるのではないかと。
- 入社されてからの変化はいかがですか?
-
残業がほとんどなく、当時は9時から5時半まででしたが、求人通りでした。また、リサイクル業界ということでしたが、街中で見かけるトラックで回収する古新聞古雑誌などとはまったく規模感が違いました。コンビニやJRのキオスクなどの新聞雑誌の返品を担う物流センターがあり回収業者が毎日納品、回収をしますが、我々のような古紙業者が回収したり、自社回収したりするケースもあります。
一般の法人・行政機関より古紙を集めて製紙メーカーへ納品する際には、ベールという四角いサイコロのような形で縛られているもの一つ分として、大型車両へ適正数量を積込みします。大型車両だと、過積載の関係で14本から16本くらいで埋まります。
※1ベールあたりの数量は商品によってバラつきがあります。
- 会社の雰囲気はいかがですか?
- 部署間の距離が近いので話しやすいですね、世間話などの細かい話や仕事の大きい話まで。事務所で話しづらい場合には、応接室などの広いフロアで話したりもします。
相談事などもしやすいです。
- 入社されてから働く環境などが大きく変わったと思いますが、ご自身が成長したと感じた部分はありますか?
-
県をまたいで異動することがあるのですが、私は入社後4年で本社から長野の営業所に異動になりました。長野に異動したきっかけが、所長兼役員の人間がおりまして、その方が定年になり退任するタイミングで次の所長候補の方をアシストする目的で、また、私自身も勉強してこいということで現場の方に異動になりました。
そこが最初の大きな転機でしたね。
今までは本社でスーツを着て営業をしていましたが、長野に異動になり2トンや4トンのトラックを実際に運転したり作業したりしました。まったく土地勘もない見知らぬ土地で新規開拓をするなど、新しい経験をたくさんしましたね。感覚としては別会社に転職したような感覚でした、トラックの運転もしたことがなく長野もほとんど行ったことがありませんでしたし。最初はわからないことだらけで不安も多く、お客様のことを知るために一通り回ったこともありました。運転はあまりやりたくなかったですね。トラックは嫌でしたが、やってみると意外とギア付きのトラックも運転できるようになり一通りの回収先も一人で行けるようになりましたし、お客様のこともわかるようになってきました。
生活の面でも東京とは違うので生活に慣れるまでが大変でした。あとは、長野の地域性で産業や法人が少ないんです。その割に我々のような古紙業者や総合リサイクル業者が近隣に5、6社ありとても多い。そのため、新規開拓しにいっても、「うちはあそこにお願いしているから」などと言われ苦労しました。キャパシティが決まっている中で業者の数が減らず、なかなか思った通りの成果は出せませんでした。
- そこから本社に戻られたんでしょうか?
- そうですね。2019年に本社に戻りました。
- そのような大変な状況をどうやって乗り切られたのでしょうか?
- 地域の住民の方が小学校などで資源回収をするんですが、自分で素人ながらパワーポイントで作ったチラシを100枚、200枚配ったりしました。
あと、これは本社と相談したことでもあるのですが、製紙メーカーさんとお取引があるのでトイレットロールを法人さんに販売するのとセットで営業活動するなど、自分なりに考えて対応しました。
スーツ一色だったところから、作業をすべて運転、営業などを一通りやるという経験が、今も生きています。
- 当時の自分のこの部分をほめてあげたいというところはありますか?
- トータル400件は自分ですべて調べて車に乗って飛び込みで回り切り、そのあと何度も訪問しました。
決めた数字をやり切ったというところはほめてあげたいですね。なかなか成果を出すのは難しかったですが。
この経験が今につながっています。都内はまた違う難しさがありますが。
- これから挑戦してみたいことはありますか?
- 今の新規部署では固定のお客様が少ないため、まずはそこを安定させるために取り込みをしていきたいです。そこから、新規の顧客数を増やしていきたいですね。
あとは、今の事業形態にないリサイクルにかかわる新規事業を展開していければなと思っています。
来年の7月に埼玉県の上尾市に福祉事業施設の就労センターを立ち上げまして、そこで大手の雑誌の付録の選別作業をしてもらうという事業を行います。その一つの事業だけでは利益を上げられるまでにはなっていないのですが、そこにフィットするような仕事を獲得していきたいと思っています。
- 休日の過ごし方、オンオフの切り替え方はいかがですか?
- 実は藤川紙業に入ってからすごく太ってしまって…、24時間のフィットネスに入会して時間があればそこに通っています。あとは大学のころまでバドミントンをやっていたので、地元のクラブチームに参加するなど、体を動かすことが多いですね。
- 転職されて休日の使い方は大きく変わりましたか?
- 転職前は、休みの日はひたすら寝るだけでしたね。平日は帰ると11時くらいになっていたのですが、今は時間がありますし、残業時間は多くて月15時間くらいです。そういう面でも、求人情報どおりです。自由な時間も増えました。
一日の過ごし方
「メイン業務が新規顧客開拓なのですが、定型業務として毎月製紙メーカーへの古紙の販売があります。毎日何時間でもないですが、配車管理、納入管理などを一日の中でどこかでちょこちょこ対応しています。」
朝のスタート
- 9:00出社、朝会 各営業部員との情報共有
午前の業務
- 10:00~11:45顧客先との商談・整理
昼休み
- 12:00~13:00昼休憩
午後の業務
- 13:00~15:00移動・顧客先との商談
- 15:00~16:00配車管理(納入推移など)
終業前
- 16:00~18:00提案資料の作成・業務報告・打合せ